先日、吉松温泉郷『原口温泉』に行きました。
原口のコーヒー風呂 |
このモール泉とは植物起源の有機質を含んだ温泉。
モールとは、ドイツ語で湿原(Moor)のこと。
以前は世界に2箇所しかないと言われていたそうです。
温泉法に基づくの療養泉の分類とは全く別の概念。
温泉の分類上では
単純温泉や塩化物泉などがあり吉松温泉は単純温泉。
本当に貴重な温泉で鹿児島ではココだけです。
油というか炭というか芳香もユニーク。
前述しましたが植物起源の有機質を多く含みツルツルとした浴感があります。
湯色はご覧のようなコーヒー?、飴?、コーラ?のような独特の色をしています。
この原口温泉は現在、老夫婦が営んでいらっしゃいます。
古くからの温泉で老朽化も激しく、脱衣所の床が抜けそうなところもあります。
浴室も然りでタイル張りの浴槽もタイルがはげているところがそのまま・・・。
しかし、温泉はかけ流しで浴感もすこぶる良い。
「良か、湯じゃ~」と本当に言葉がでます。
10年後も20年後もいつまでも入りたい温泉だな~と心から思いました。
湯船につかり湯気抜きのある天井を見上げながら素直に感じたことでした・・・。
鹿児島温泉観光課六三四城:http://kagoshimaonsen.jp/
管理人:六三四
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