2012年9月13日木曜日

桜島で温泉掘り!【桜島有村温泉】


「鹿児島カレッジ」桜島で温泉掘り体験 関西などの学生参加

移植ごてで天然温泉掘りを体験する大学生ら 
鹿児島の観光情報を発信する「鹿児島カレッジ」に参加した関西、中国の大学生らが3日、鹿児島市を訪れ、桜島で温泉掘りを体験した。6日まで県内に滞在し、各地の魅力をネット上に掲載する。
 同カレッジは若者に鹿児島への旅行意欲を喚起する目的で、観光かごしま大キャンペーン推進協議会とJR西日本が主催。大阪、関西、神戸など6大学から約60人が参加した。甑島や南薩、霧島、大隅など6地域で、トレッキングや農漁業、クルーズなどの体験や地元の学生らと交流をし、フェイスブックに紹介する。
 今回のメニューをもとに旅行プランを作成し、12月以降JR西日本のホームページに掲載する予定。
 3日の天然温泉掘りはNPO法人桜島ミュージアムの福島大輔理事長が指導。波打ち際近くを移植ごてを使って掘ると約40度の“即席温泉”が出現した。
 岡山大農学部4年の秋田妃呂乃さん(22)は「掘った場所で色や温度が異なり不思議。地元の人が当たり前と思っていることを掘り起こし、すごいことだと再認識してもらえれば」と語った。
 鹿児島カレッジのフェイスブックは=http://www.facebook.com/kagoshimacollege/

2012/09/04【南日本新聞】


記事を見て懐かしいなあと思いました。
 
 桜島有村地区には古くから温泉があると知られていました。歴史は明治に遡り、1870年(明治3年)に竹下清八によって発見。1879年(明治12年)頃に有村地区住民のために入浴施設が整備され、古里温泉、黒神温泉と並ぶ桜島を代表する温泉地となりました。別荘も多く建てられ県内からたくさんの人が訪れ賑わいを見せたそうです。しかし、1914年(大正3年)の桜島大正大噴火によって有村温泉、黒神温泉は埋没。現在、温泉は海岸沿いに共に確認できるものの浴場設備はありません。

 管理人はこの有村訪問の際、大きなスコップを持って行きました。

 少し掘れば茶色のお湯が湧き出してきますので左の写真くらいの“気合の入った”物があればあっという間に天然の手作り露天風呂が作れます。
 海岸沿いですが残念ながら海水浴には適さない場所ですので海で泳ぐという訳にはいきませんが・・・。
 桜島訪問の際は是非、有村温泉を体験してみてはいかがでしょうか?
「こんなスコップなんかないよ!」
「観光で持っていけるか!!」(^^ゞ
という方のためにおすすめの情報を一つ。

 記事にもありますが、桜島にある『NPO法人桜島ミュージアム』ではこの有村温泉を楽しむ体験型のツアーを行っています。
http://www.sakurajima.gr.jp/program/000730.html(桜島天然温泉掘りツアー)

 大人も子供も楽しめるツアーとなっています。
その他にも桜島を体験できるツアーもたくさんありますので興味のある方は桜島ミュージアムのHPをご覧になられてはいかがでしょうか(^^


鹿児島温泉観光課六三四城http://kagoshimaonsen.jp/ 
管理人:六三四@温泉ソムリエ★★