2014年4月1日火曜日

2014年3月【鹿児島温泉ニュース】

バイナリー発電を年内にも事業化 牧園の前田産業、県内唯一(2014/03/28 南日本新聞)

公衆浴場などを営む前田産業は、年内をめどに霧島市牧園の本社敷地内で地熱発電の一種、バイナリー発電事業を始める。鹿児島県エネルギー政策課によると、現時点でバイナリー発電を事業として展開している県内企業はないという。
バイナリー発電は、100度未満の温泉水などを利用し、水より沸点が低い液体を加熱・蒸発させてタービンを回す方式。
同社は20キロワットの発電出力があるIHI(東京)の小型バイナリー発電装置を2台導入。発電した電力は電力会社に売電する予定で、年間売電量は約25万キロワット時を見込む。