2011年9月7日水曜日

「温泉先進県」のエコじゃっです。

温泉蒸気を消毒に活用 農家への利用広がる

温泉の蒸気を活用して資材を消毒する職員

別府市の県農林水産研究指導センター農業研究部花きグループ(諸富愛子グループ長)は、花き栽培に使う土壌や資材の消毒に、温泉蒸気を活用している。温泉蒸気は、人や自然環境に優しいだけでなく、殺菌効果や作業効率にも優れているといい、県内各地の生産農家へも利用が広がっている。

薬剤を使わずに高温の蒸気で消毒する方法は、研究で有効性は明らかになっているものの、蒸気を作り出すための装置が高額で、燃料費などのコストもかかることから、普及があまり進んでいない。湯煙のように天然の蒸気を活用している例は珍しく、同グループでは施設の設立初期から取り組んでいる。
消毒は、高さ約60センチのブロック塀で囲んだ蒸気槽(約1・6平方メートル)で行う。土壌や資材を置いたすのこの下に、源泉から引き込んだ温泉蒸気を送り込み、最後に上からシートで覆って一定時間蒸す―という仕組み。蒸気が120℃と高温なため、鉢や育苗箱などの資材なら約30分、土壌であれば2、3時間で、表面や土中の病原菌などをほぼ死滅させられるという。
蒸気消毒をした後の土壌や資材は、冷えればすぐに使うことができ、薬剤で消毒した場合に必要となる土中のガスを抜く作業などを省くことができるメリットもある。
生産振興に役立ててもらうため、農家にも消毒設備を開放。県内各地の花きや野菜の生産者を中心に、年間延べ50軒程度の利用があるという。諸富グループ長は「泉都ならではの自然エネルギーを大切に活用していきたい」と話している。

2011年09月06日【大分合同新聞】


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さすがは「温泉先進県」の大分別府である。

やること全てが鹿児島温泉を上回っているなあ~。

温泉という資源を最大限に活用し農業にも有効利用・・・。

やる事が常に一歩先・・・【二番煎じ】じゃ駄目なんだよな~。

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