2012年3月12日月曜日

薩摩人のイッダマシイ


これぞ薩摩魂 やっかいな火山灰もお土産に

“4年以内にM7地震”予知で大騒ぎの関東地方をよそに、きょうも噴煙を上げる鹿児島市の桜島(標高1117メートル)。だが地元住民は慣れたもので、天然温泉堀りのツアーを実施したり、火山灰の缶詰をお土産に販売するなど、火山活動を逆手に取って観光に利用。新幹線効果も相まって人気を呼んでいる。

鹿児島港からフェリー(運賃150円)でわずか15分の桜島。だが、地質学的にみれば世界有数の活火山。今年も既に260回以上の噴火を記録。今も衰えることのない活動を続けている。

そんな活発な動きは一周約55キロの島の随所で体感できる。最も顕著なのが南部・有村地区での天然温泉掘り。火山に伴う土石流によってできた砂浜をスコップで掘れば、45度以上の、まさに燃えるような茶褐色の熱い温泉(ナトリウム塩化物泉)が湧出。ちょっと大きめで深めの凹みを作れば立派な“マイ足湯”の出来上がり。マリンブルーの錦江湾を見ながら足を入れていると、時間がたつのも忘れてしまう。

だが、後方の地形に目をやると現実に引き戻される。「噴火のたびに溶岩を流し、植生を破壊して岩だらけの地形を作ってきた桜島も、長い年月がたつと植物は復活し森になっていく。例えば噴火後200年以上たつ安永噴火(1779年)の溶岩の上にできたものを極相林、20~100年経過した大正噴火(1914年)のそれを陽樹林、5~20年過ぎた昭和噴火(1946年)のそれを低木林と呼ぶが、ここではその3種類が一緒に見られるんです」とNPO法人・桜島ミュージアム代表の福島大輔さん。

確かに陸側には、シイなどの大きな木がこんもりと茂る森、クロマツなどやや細めの木が茂る林、そして樹木がまばらな低木林と全く異なる風景が広がる。まさに大地の鼓動を目にするようだ。

 見るだけではない。10年末からは火山灰を缶詰にした「灰(ハイ)!どうぞ!」(100グラム入り100円)を道の駅で販売。桜島の噴火の歴史などを映像やジオラマで紹介する桜島ビジターセンターなどでも人気のお土産になっている。

また、噴火口の大迫力の眺めが楽しめる桜島4合目(海抜373メートル)の湯之平展望所は、欠くことのできない観光スポット。逆境に負けず新時代を築いた薩摩魂は今も息づいている。

▽行かれる方へ JR鹿児島中央駅から市電水族館口駅下車、徒歩5分でフェリーターミナル(24時間営業)。市内観光は市営のバス、電車、フェリーに何度でも乗降できる共通利用券「キュート」(1日1200円から)が便利。問い合わせは観光交流センター=(電)099(298)5111。

2012/3/4【スポーツニッポン新聞社】


2010年10月発売され当時はメディアでも取り上げられていたのを思い出した。

ネットで引いてみると出てきた


名   称 ハイ!(灰)どうぞ!!


原材料名 桜島の降灰、垂水市民の苦悩


内容量   ありがたくない空からの恵み100g


使用期限 皆様の興味がなくなるまで


保存方法 好きな場所で保存してください。


転んでもただでは起きない

薩摩人の熱い『イッダマシイ(入魂)』を感じる。(わらい)

桜島は毎日のように噴火していますが

住民にとっては日常茶飯事で普通の生活を送っております。

管理人も先週土曜は桜島におりました。

その間爆発もありましたが

無視(-_-;)


市民にとって噴火はなんて事ないんですよ。

洗濯物を干した時だけは警戒しますが・・・。

鹿児島温泉観光課六三四城:http://www.kagoshimaonsen.jp
管理人:六三四

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