2012年4月25日水曜日

温泉と歴史を絡める


QRコードで温泉スタンプラリー

入った数に応じ、階級や抽選も

全湯制覇でもらえる桶や手ぬぐいなどを紹介する植竹さん 
人吉・球磨地域の温泉42か所に置かれたQRコードを携帯電話で読み取ってもらうスタンプラリーが、観光客誘致に成果を上げている。入った温泉数に応じて「階級」が与えられ、特産品が当たる抽選に申し込めるといったゲーム性がインターネットなどを通じて評判となり、約8000人が参加登録、実際に約750人が訪れている。今回は30日で終了するが、秋には第2弾が計画されている。(池田圭太)

人吉・球磨地域の10市町村が昨年10月、約120万円の予算で始めた共同企画。鎌倉から江戸時代にかけて地域を治めた相良氏にちなんで「泉極(せんごく)SAGARA」と名付けたサイトで参加登録を受け付け、参加者は相良家の武士として、巡った温泉の数に応じて「無名武士」「相良家の傭兵(ようへい)」「足軽隊の長(おさ)」などと昇格。42か所を制覇すると「人吉球磨天下湯一(とういつ)」の称号が与えられ、サイトで紹介している。

また、3か所巡るごとに、米、野菜、球磨焼酎など特産品が当たる抽選に申し込むことができ、全て回るとサイト名を刻印したヒノキ製の桶(おけ)と手ぬぐいをもらえる。

登録者は千葉、岩手、福岡、長崎、大分県など全国各地にわたり、これまで35人が全湯制覇。参加登録した客が訪れた宮崎県境に近い人吉市矢岳町の旅館は「交通の便の悪い温泉地まで足を運んでもらい、驚いている。『また来たい』と言ってくれるお客さんもいて、リピーターもできそう」と期待を寄せる。

企画に携わった人吉市観光振興課の植竹和也さん(26)は「参加登録は2000人程度を予想していたが、4倍にも達した。若者の関心も呼び、ツイッターなどインターネット上の口コミで広がったようだ」と分析。第2弾も同様に温泉を巡った人に特典を与える内容にする予定という。

2012/04/25【読売新聞】


泉極SAGARAのHPより
鹿児島市街地でも?

8,000人の参加かあ・・・。
1人1回としても入浴料が¥360の鹿児島温泉だと仮定すると¥2,800,000の入浴料。実際は最低でも2~3ヵ所はまわるだろうから¥10,000,000近い数字が入浴料だけで生まれる。それに伴う飲食料、宿泊料、交通料など考えるとかなりの経済効果があがったと推測できる。


しかしながら昨年の10月から行っていた事を管理人は全く知らなかった(無知)

市町村の企画とのことだから温泉施設サイドのイニシャルコストはほぼゼロかな~・・・?

別府温泉道の派生系であるが戦国BASARAを捩ったところが面白い。

実際に8,000人もの人間が動いた事は凄い。


実は管理人も(仮称)鹿児島温銭道でこれに類する事を考えていた。


携帯活用QRコード温泉スタンプラリー。

歴史とのコラボ・・・管理人の企画もこれと同じ(わらい)


ちなみにランキングは湯格(薩摩藩の家格より)と呼び

湯力(与力「よりき」)→湯小姓与(御小姓与「おこしょうぐみ」)

→湯新番(新番「しんばん」)→湯小番(小番「こばん」)

→湯無格(無格「むかく」)→湯合並(寄合並「よりあいなみ」)

→湯合(寄合「よりあい」)→一湯持格(一所持格「いっしょもちかく」)

→一湯持(一所持「いっしょもち」)→湯一門家(御一門家「ごいちもんけ」)

と藩の家格に準えて格付けまで考えていた(わらい)


誰でも考えそうなことだが


実際やったもん勝ち!!なのよね・・・。

後手後手だけどやってみますか??

鹿児島温泉観光課六三四城: http://kagoshimaonsen.jp/
管理人:六三四@温泉ソムリエ★★

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