2012年12月4日火曜日

2012年11月【鹿児島温泉ニュース】


「いこいの村いむた池」売却へ 2013年1月から公募(2012/11/29 南日本新聞)

 薩摩川内市は28日、同市祁答院の藺牟田池に隣接する宿泊施設「いこいの村いむた池」を民間譲渡すると発表した。県内外から事業者を公募し、民間の力を活用した施設運営で藺牟田池への誘客アップにもつなげたい考えだ。来年1月から募集開始する。
 同施設は1978年、旧祁答院町の町有地に開業。雇用促進事業団(現在は雇用・能力開発機構)から県が管理を任され、県が財団法人鹿児島勤労者いこいの村に再委託していた。2003年に同町が開発機構から105万円で施設を取得した。鉄筋コンクリート造り(一部鉄骨)の地上4階、地下2階建て。30の客室に多目的ホールや結婚式場、温泉施設などを備える。
 市観光・シティセールス課の古川英利課長は「ラムサール条約登録湿地の池に隣接するホテルとして、来館者に喜ばれる経営をしていただける人を広く募りたい」と話す。同課=0996(23)5111。

---------------------------------------------------------------------------------

指宿のホテルが朝食前に散歩会 自然、歴史学ぶ(2012/11/25 南日本新聞)

 朝食前に潮風を浴び、気分を一新-。指宿市の各ホテルが行っている朝の散歩会が好評だ。地元ガイドが自然や歴史を案内しながら、30分から1時間程度歩く。ホテル側は「ひと味違った思い出をつくってもらい、再訪のきっかけになれば」と期待する。インターネットの口コミサイトで取り上げられるなど、指宿の観光名物になろうとしている。
 休暇村指宿が5年ほど前から毎日開く「朝のお散歩会」。ガイドの宮田久美さん(33)が海軍航空基地の碑では戦時中の話を、海岸ではイルカなど鹿児島湾の生態を説明。知林ケ島へ渡る砂州の入り口周辺を歩いた後、魚見岳のふもとを散策しながら、自生する南国のハーブを手に取り、指宿らしい自然の恵みを解説した。
 同様の取り組みは、今年に入り指宿フェニックスホテル(原則土、日、月曜)、指宿ロイヤルホテル(同日曜)も始めた。いずれも無料。他のホテルも散歩ルートの開拓を急ぐ。


---------------------------------------------------------------------------------



「外国人の観光手助けに」 指宿市が英・韓・中国語パンフレット(2012/11/22 南日本新聞)

 外国人観光客に沸く指宿市は11月、英語、韓国語、中国語(簡体字、繁体字)版の観光パンフレット、地図を作製した。観光案内所やホテル、国や県の現地事務所で配布する。市観光課は「案内がなく不自由との声が寄せられていた。観光の手助けになれば」と誘客を期待している。
 パンフ、地図は言語ごとに各1万部作製。温泉や砂むし温泉の入り方、温たまらん丼など新グルメの他、長崎鼻や池田湖、薩摩伝承館など景観地や文化施設を紹介。9月に建立した篤姫の銅像も写真入りで説明している。
 同市の外国人宿泊人員統計表によると、本年度(9月末現在)は、韓国1100人、台湾6934人、中国581人、香港534人が宿泊。本年度は特に好調で、前年同月比30%以上が続く。
 ただ、9月は韓国84人、中国55人で、4月と比較すると韓国が2割以下、中国が3割以下に落ち込んだ。竹島や尖閣諸島問題などが影響しているとみられ、パンフや地図を広く配布し、再び誘客につなげたい考えだ。

---------------------------------------------------------------------------------

出水商高生徒らフリーペーパーで地域PR(2012/11/22 南日本新聞)

 出水商業高校の生徒らがつくる地域おこしフリーペーパー「I am」の2012年秋冬号が完成した。周辺の公園や温泉を紹介しており、生徒らは「実際に足を運んでもらうことで、地域活性化につながれば」と期待している。
 同校の調査研究同好会が構成から取材、製本まで手がける。11年秋から作成し、今回が第4号。題名は「自分たちが」という意味に加え、取材範囲の出水、阿久根、宮之城の頭文字をあわせた。
 今回はA5判12ページで、生徒が自ら足を運んだ公園や温泉を特集。年末に合わせ大掃除についても触れた。3年の岡部笑子さん(18)は「自分で体験し、楽しめた部分を載せた」。鳥井彩花さん(18)は「写真を多く使い、分かりやすい言葉遣いを心がけた」と振り返る。

0 件のコメント:

コメントを投稿