2012年12月4日火曜日

2012年12月【鹿児島温泉ニュース】


行ってみたい温泉ランキングで指宿5位、霧島18位(2012/12/12 南日本新聞)

 リクルートライフスタイル(東京)が発表した人気温泉地のあこがれランキング「まだ行ったことはないが、一度は行ってみたい温泉地」で、指宿が前年6位から5位、霧島も19位から18位にそれぞれランクアップした。同社広報は「九州新幹線全線開業で露出が増え、関心が高まっている」としている。
 昨年9月から1年間に行ったことがある「訪問経験」部門では、霧島が18位(前年20位)、指宿が20位(同27位)に上昇。黒川(熊本県)、嬉野(佐賀県)などの九州の温泉地も順位を上げ、同社は「新幹線開業効果があった」と推測する。

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全日空機内誌で鹿児島県の温泉特集(2012/12/08 南日本新聞)

 全日空は、機内誌「翼の王国」12月号で鹿児島県内の温泉を特集した。砂蒸しや家族湯、湯治場など、鹿児島の多彩な“風呂文化”を紹介している。
 特集は「鹿児島温泉力」の題で22ページ。安楽温泉(霧島市)の湯治場や砂むし会館・砂楽(指宿市)、新とそ温泉(鹿児島市)などをカラー写真をふんだんに使い紹介した。水泳の授業後に児童が入る高千穂小学校(霧島市)の「わらべゆ」も載せた。
 「冬場に九州の温泉を特集しようと探していて、学校温泉を知り鹿児島に焦点を当てた」と同社。この号は12月末までANAの国内外全路線に搭載しており、約400万人(見込み)の客が“鹿児島のぬくもり”に触れる。


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新幹線利用促進へ、来月からキャンペーン(2012/12/03 南日本新聞)

 観光かごしま大キャンペーン推進協議会はJR西日本、JR九州と共同で、2013年1、2の両月に「行ってしまOH!鹿児島キャンペーン」を実施する。温泉セットプレゼントなど各種特典で、新幹線利用促進と鹿児島県内への宿泊客増加を目指す。
 目標は1万人。JRを使った中国や北部九州から県内への旅行商品で旅した人が対象。JR鹿児島中央駅総合観光案内所で先着1万人に贈る温泉セットのほか、いおワールドかごしま水族館や平川動物公園ではオリジナルグッズを配布するなど七つの特典を用意する。

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光やわらか竹ホタル さつま町の宮之城温泉街(2012/12/01)

竹ホタルに点灯する来場者たち=1日夜、さつま町湯田
 「みやんじょ温泉竹ホタル(竹灯籠まつり)」が1日、さつま町湯田の宮之城温泉街で始まった。湯田八幡神社から温泉街までの約800メートルを、7000本の竹ホタルが彩った。2日まで。
 同神社で点灯式をした後、来場者が次々に点火。ホタルに似たやわらかな光が一面に広がり、辺りは幻想的な雰囲気に包まれた。訪れた人々は「きれいね」と話しながら、散策を楽しんでいた。
 竹ホタルは水害からの復興と川内川のホタル再生を願って始まり今回で6回目。今年も地区住民が総出で竹を切り出し、1カ月がかりで作製した。2日は午後5時半、来場者が参加して一斉点火する。

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14年9月、稼働へ 新日本科学が指宿で地熱発電事業化(2012/12/01)

新日本科学(本社・東京、本店・鹿児島市)は30日、指宿市に所有するメディポリス指宿で試験的に実施していた地熱発電について、事業を開始すると発表した。稼働は2014年9月を予定。年間発電量約900万キロワット時(一般家庭約2500世帯相当)を目指し、全量九州電力に売電する方針。
新エネルギー・産業技術総合開発機構の委託事業として、同社は九電工、西日本技術開発の両社と共同で、07年からメディポリス敷地内の地熱貯留層に井戸を掘削し調査。発電に十分な熱量があり、周辺温泉地に影響は生じないと判断し、今年9月に発電事業を目的とした子会社メディポリスエナジー(同市、本田知章社長)を設立した。
 発電は、地下から取り出した蒸気と熱水で沸点の低い溶媒を沸騰させ、それでタービンを回転する「バイナリー発電方式」。熱水はほぼ全量を地下へ戻すため、温泉水の貯留量に影響はほとんどないという。施設は1500キロワット級で、今後着工する。総事業費は未定。

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