2013年11月23日土曜日

2013年10月【鹿児島温泉ニュース】

鹿児島市が観光動向調査 「また来たい」97% 自然、温泉、食で高評価(2013/10/30 南日本新聞)

九州新幹線全線開業後の観光動向を鹿児島市がまとめた2012年度調査で、同市を訪れた観光客の約97%が再訪問を考えていることが分かった。旅行の満足度も自然・景観をはじめ、温泉や食事が高評価を得た。
12年5月~13年1月に、鹿児島中央駅前や桜島の湯之平展望所、城山展望台など5カ所で延べ1万6900人に聞き取り調査した。比較のため、ほぼ同内容で05、09年度も調査している。
12年度調査によると、回答者は県内を除く九州・沖縄が約3割で、関東、関西からがそれぞれ約2割だった。
来訪の目的は、観光・レジャーが82.1%を占めた。動機は「自然」33.2%、「新幹線全線開業を機に」が22.6%、「来たことがなかったから」は18.3%。再訪問の意向は「また来たい」81.0%(同1.3ポイント減)、「何度も」16.8%(同2.4ポイント増)だった。
満足度では、自然・景観、温泉、焼酎や黒豚などの食事、おもてなしの分野で、7割以上が「大変満足した」と答えた。


ゆったり渋抜き「あおし柿」 さつま町紫尾温泉(2013/10/25 南日本新聞)

さつま町紫尾の紫尾温泉で、秋の風物詩の柿の渋抜きが本番を迎えた。軒先に設けられた柿専用浴槽には柿入り袋がずらりと並び、入浴客らがのぞき込む姿が見られる。11月末まで続く。
渋柿を40度前後の紫尾温泉の湯に一晩ゆっくりつけると、渋が抜けて甘くなる。何十年も前から行われ、「あおし柿」の名で親しまれている。
管理人の上之原純夫さん(61)によると、品種によって渋抜きの時間は違うが平均13時間つけるという。25日は約300キロが持ち込まれ、次々と浴槽へ入れられた。
あおし柿は温泉隣の売店や、隣接する紫尾神社で27日開かれる「紫尾温泉まつり」で販売される。


スタンプラリーで名所巡って 薩摩半島5市が観光でタッグ(2013/10/20 南日本新聞)

薩摩半島南西部の5市でつくる薩摩半島観光振興協議会は10月から、5市すべてのポイントを巡れば特産品が当たるスタンプラリーを始めた。2014年1月まで。
南九州、枕崎、南さつま、日置、いちき串木野の5市による初めての取り組み。事務局の日置市商工観光課によると、九州新幹線の全線開業効果を取り込むため、鉄道の2次アクセスが比較的悪い地域で協力するのが狙い。地元の人やレンタカーの観光客に巡ってほしいという。
スタンプ設置場所は計69カ所。知覧特攻平和会館、鑑真記念館といった見学施設のほか、特産品販売所や焼酎蔵、温泉施設など。専用のパンフレットに地図つきで紹介している。1市につき1カ所ずつを専用のはがきに押印して応募する。1人1口。抽選で25人に、5000~1万円相当の各地の特産品詰め合わせが当たる。

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