2011年11月14日月曜日

黒豚、黒毛和牛・・・今度は黒鶏ッス!

黒さつま鶏 郷土特産への定着期待

鹿児島県が開発した「黒さつま鶏」の人気が上がっている。2月から先行販売した羽数は、8月末で6700羽に達した。県は県外を含めた8月以降の本格出荷で、本年度の出荷羽数を4万2000羽と見込んでいる。

県観光は温泉、景観などと並んで「食」が売り物とされる。鹿児島黒豚、黒牛などの人気は高いが、それに続く食材が育っていないとの指摘が多かった。黒さつま鶏は雄が黒白のまだら模様、雌は黒一色で外見も名称にふさわしい。生産量や知名度が上がり、“鹿児島の黒”の一つに成長することを期待したい。

黒さつま鶏は、県畜産試験場が天然記念物の薩摩鶏と在来種の横斑プリマスロックを掛け合わせ、約6年かけて2006年に完成させた。筋繊維が細かくて歯ごたえがあり、うまみ成分が多いのが特長だ。

県は1971年に「さつま若しゃも」、2000年に「さつま地鶏」を開発している。だが、若しゃもはキロ1500円前後、さつま地鶏は4000円程度と値段に開きがあり、中間の地鶏を求める声が強かった。

黒さつま鶏はキロ3000円前後で販売されており、中間に近い。ブロイラーに比べれば高いが、さつま地鶏に比べれば手ごろだ。消費者にできるだけ多く、安く提供できるような生産体制の確立が求められる。

喜ばしいのは、鹿児島市など県内の飲食店で黒さつま鶏を使った料理を提供する店が増えている点だ。

鹿児島市の居酒屋では鶏しゃぶ、炭火焼きなどを開発している。指宿市の旅館では、鶏を使った懐石コース料理を開発した。新特産品を使った料理に挑戦する店、旅館、ホテルがさらに増えることを望みたい。

一方で、県内の消費者には、近くの精肉店やスーパーで販売されておらず、手に入れにくいとの不満の声が多い。ブロイラーに比べて割高な値段にも違和感があるようだ。

生産者らでつくる県地鶏振興協議会は、今後の出荷量を20万羽まで増やす目標を掲げている。出荷量が増えると消費者の手に届きやすくなるし、出荷量増加に従って値段も手ごろになっていくかもしれない。

8月以降の本格出荷で、近くの店に出回る量が増えることも予想される。消費者も新特産品の味を鶏刺し、空揚げなどで味わってほしい。

黒さつま鶏には、県観光を支える新たな特産品に育つとともに、県内家庭の食卓を潤す食材に定着するという二つの役割を求めたい。

2011/11/14【南日本新聞社説】




しかし、管理人は黒鶏って食ったことがあるのだろうか?

一週間に1回は食っている「鳥刺し」ではあるのだが・・・。

市販されてないみたいだから多分食ってないな~。

「地鶏の刺身は自宅」の管理人。

いつかは食べてみたい。

温泉あがりにビールと地鶏刺し・・・最高である。

鹿児島温泉観光課六三四城:http://www.kagoshimaonsen.jp/
管理人 六三四

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